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執筆者の写真秋山妙子

紀行文が好き

先日いらした新規のお客様。


ドアを開けたら黙ったまま、すーっと入って来た。

カウンセリングをしたら、2004年生まれって。なんて??何歳??18歳だ。受験生だった。


何かで私のブログを見て、記憶に留めておいてくれたそうだ。 ずっと家で勉強してて、お母さんから 「マッサージでも行ってきたら」 って言われて、ここに来てくれたって。


まあまあ、まあまあ、いらっしゃい。 (息子の彼女にお茶と茶菓子を出す気持ち)


みずみずしいな。痛くないかな。くすぐったくないかしら。

彼女はだまーって施術を受けていた。


終わった後に話したら、本が好きで、紀行文が好きで、言語が好きで、アフリカやアジア、特に中央アジアの好きな子だった。 「カザフスタンや、キルギスや、シリアに行ってみたいです」 がぜん、鼻息が荒くなりました。


世田谷美術館で藤原新也の写真展、やってますよ。と言ったら「好きです」と言い、彼女は中村安希さんを教えてくれた。(すぐ買った)


ここ何年か、世界が変わったけど、不自由だった?と聞いてみた。

「あんまり変わらないです」

あっさりしていた。若い子はもれなく大変だったと思い込んでいたので、以外だったし、面白かった。


「受験が終わったら、また来たいです」 と言って帰られました。


あの年代の、独特な立ち振る舞い、世界に向けた態度、美しい目つき。また来てくれないかな、もっと話してくれないかな。




そんな時間でした。

という訳で、世代性別問わず、各種(各種)お客様をお待ちしております。


部屋の中は温かよ。いらしてみてね! 


写真は1994年の冬に行ったシベリア鉄道です。



ではでは、サロンでお会いしましょうー!

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