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執筆者の写真秋山妙子

楽器も治す整体師さんの話

インド音楽演奏会のリハに居合わせた整体師さんが、調子の悪い楽器を「見てみましょう」と調整してくれたら、楽器の音が全然違う。撫でたりさすったりしていただけなのに!

という小さいニュースが流れて来たので、興味を持ってその整体師さんの施術を受けてきました。


風来の先生で、都市によって借りた場所で施術をしている。指定された場所はもともと寮か倉庫かの建物で、増築に増築を重ね、鉄パイプが建物から生えてパティオを作り、敷地内に海の家のような作りの(つまり手作りの)バーがあり、ダンスもやればDJもやるというヒッピー風の建物だった。


パティオのソファに長い長い黒髪の妖艶な女性が巻き煙草を吸っていて、濃い緑の瓶に入った辛いジンジャーエールをグラスに注いでくれた。彼女はベリーダンサーだった。先生の施術は押して、前の人の施術が終わるまで、煙草とジンジャーエールの良い香りの中で彼女と話した。


時間になって建物に案内されると、細い廊下や階段、左右にドアが沢山あって、一つの扉から大きな空間に出た。板張りで、鏡があって、インドの楽器が沢山あった。空間の真ん中に施術マットが強いてあって、大きく身の詰まった身体の、目の黒い、髭の先生が立っていた。


手技の感想は、身体の芯に硬く絡まった巨大な蛇を腕力で解いていくというか、自分が何かに退治されているというか、四肢を掴まれたラオコーンのような感覚になる施術だった。施術中の痛みは乗り越えていくべきものだそうで、ヒッヒッフーをして逃しました。料金はむしろ安いくらいでした。


結論から言うと人の身体が、特に私のような思考や感情などがギチギチした人の身体が、2時間程度の施術で夢のように響きが良くなり何もかも通りが良くなる、筈もなく、そのあたりの解説も謙虚な先生でした。


仕上がりは自分の身体が非常に細く、品良く固定され、見えない帯を巻いてもらった上に腕を載せられたような体感。帯まわりカッキリ、肩は静かに軽く、本当に竹下夢路の柳腰モデルになったような身体イメージで帰りました。着物を着ているように足が小股になり、歩こうとすると上品に、自然に足が前に出た。面白かったです。





神経や身体の進化など、かなり細かいことまで明確なお話をされるタイプの先生なので、彼のブログを読んでいったら、そこに金魚運動たるものがあった。

面白いと思って調べていくうちにたどり着いたのが次のレポです。お楽しみに。



10月から色々なことがありつつ、書くことが追いつかず。元気でやっておりますー!


11月の関西の施術は

大阪・四ツ橋でヘッドスパ

22(金)23(土)


芦屋でスウェディッシュマッサージ、腸もみ

24(日)11時 

25(月)11時、14時

です。


11月、お誕生日の方はバースデー割引がありますよ。

11月のご予約で12月まで施術OKです。


ではでは、サロンでお会いしましょうー!

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