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執筆者の写真秋山妙子

マンツーマンスクール スウェディッシュマッサージを教える

最近、マンツーマンでスウェディッシュマッサージを教えています。


今回の生徒さんはオイル未経験。鍼灸師の学校に通っている方です。

 

私自身、スウェディッシュマッサージをどのくらいの時間で習得したかといえば、週5日、6時間スクールに通って、1年くらいでしょうか。恥ずかしながら、当時は身体の軸という概念をどうしても体感することができず、終了書は頂けたものの、認定書は頂けませんでした。

 

先生は厳しかったけど、

「うーん、まあいっか、秋山さん頑張ってるものね」

なんてことはゼッタイに言わない方でした。常に独自の解釈で物事の本質を分かったような顔をしている私を容赦せず、徹底的にダメ出ししてくれたこと、本当に感謝していますし、今でも施術中、先生の声が脳内再生されています。

 

で、先生も繰り返し言ってたことなんですけど、技術の習得って、「練習に尽きる」んです。

 

スウェディッシュマッサージの身体の使い方は独特で、まず身体の軸という概念が体感できていない人にはとても時間がかかってしまう。

 

これって、身体の使い方のセンスみたいなものが大いに関係する。言語化しにくく、頭で考えるタイプの人には厳しい道のりになります。

 

生徒時代に一番よく覚えているのが、つまり衝撃的な表現だったのが

「だから!身体の力を抜いて、おへそで乗り込むの!」

でした。私の身体感覚(頭で言葉を理解する→身体の動きに置き換える→筋肉に指令する)では、

身体の力を抜いた時点で立っていられないはずだし、おへそで乗り込むって、おへそで乗り込むって・・・・

既に日本語として完全に意味不明な指導でした。

 

でもこのあたりをあっさり理解できる生徒さんも沢山いました。彼女たちは逆に、どうして私がそれを理解できないのかが不思議なようでした。

「頭で考えすぎなんだよ、何も考えないでやってみなよ」

って良く言われてました。

 

サーフィン、バレエ、柔道、あたりかな、他の力と一緒になって、なめらかに全身で対象によりかかったり、軸を使って自分を軽くしたり、重くしたりするのは。

 

足の裏、身体の軸、力の発動、腕の流れを下半身で操作する動きは、同じ場所に立って手のひらをなめらかに使っていく一般のオイルマッサージとは全く違うのです。

 

スクールの目標は60分のトリートメントでお金を頂ける仕上がりになること。

 

1枠3時間×15枠で設定し、開始しました。

 

身体を使う習い事なら、週に2回は来て欲しい。忘れちゃうから。

最低でも週1回は。

 

しかしやはり鍼灸院の学校と併用ということもあって、夏休みは詰めて通えるけど、秋からの連続レッスンはむつかしいとのこと。

さらに家庭の事情も重なって、なかなかスムーズにいきません。練習もできないとなると、この調子ではとても仕上がらない。

 

しかしどうしても習得したいとのことで、何度も話し合いをしながら、進めています。

 

午前3時間、午後3時間で、6時間。

 

身体を使う技術講習は、マンツーマンに限ります。

 

今回のモデルさんは現役のセラピストさん。

寝かさないわよ!笑

 

もちろん休憩はありますが、モデルさんも6時間耐久ですね、ご協力ありがとうございます。

モデルさんには交通費とランチ代をこちらで負担致しています。

 

前回のレッスンの様子はこちら

 

サロンと同じマンションで占いをしている、タロットマホさんがモデルになって、ブログを書いてくれました。

 

自分の体の重みをお客様に乗せ、手のひらで感じる圧を逃がさないよう、足の大きな筋肉で上半身を滑らせていく施術は、太極拳の動きと良く似ています。



色んな道具を揃えて、よし、頑張るぞー!!

 

オイルマッサージ(施術の手技)を教えることって、何が一番近いんだろう、って今日、セルフ腸もみをしながら考えました。

 

姿勢は見えるけど、圧(仕上がり)は見えない。

 

本当に、「はい、ここに立って、手はこう、ここで3回、強めに、ふくらはぎニーディングをしまーす」

では、なんの役にも立たないんですよ。だって私たちはリラクゼーションマッサージ。

気持ち良くなければ、意味が無いから。

 

はっ!そう思うと、風俗と似てるかな。

なーんて。

 

でもあれはまた身体の使い方が違・・・(以下略)


次の講習は9月28日(土)です。

 

のぞいてみたい、見学してみたい方はご連絡ください。激セマだから全くおもてなしできないけど、面白いと思います。1時間くらいのぞいてみる、とかね。

 

ではでは、サロンでお会いしましょうー!



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