昨日、東原和成(とうはら かずしげ)先生の講演があるイベントに行って来ました。
2014年、偶然「におい・フェロモン・味の不思議にとりくむ」という一般人が参加できる公開シンポジウムの告知を偶然見つけて参加してから、東原先生の講義で行けそうなものはないかとチャンスを伺っていたのです。
↓これはそのとき、2014年のもの。
講演のほかに、ハーブの蒸留水を料理にスプレーしながら味を比べてみよう!という盛り沢山なイベントでした。
これにローズマリーやミントの蒸留水をスプレーして、いただきました。
講演内容で印象に残ったこと。
「美味しさに欠かせない臭さ」に、
足の裏 ニス キノコ 生ごみ すえたビール 馬小屋 腐敗 膿
などがあるそうです。
わかるわ!!
私はどんなに頑張ってもレバーが駄目で、でも皆が「美味しい」っていうポイントは理解できる。それは最後に口の奥からやってくる丸みのあるヘドロ臭で、油粘土「桂」(←知ってる人は美大受験者)の臭いなのです。わかる人、いるかしら。
尿臭をフローラルと感じる人もいて、 靴下臭をチーズの旨みと感じる人もいて、私の場合ヘドロ(油土)がレバーのコク、なのです。
途中、先生が 「この香り、わかるかな」 と紙の先につけた香りを回してきました。 「?何も香らない」 と言う人もいた。
透明度が高い、淡い香りだ。
「この匂い好きな人」 と言われて(割と張り切って)手を挙げた。 嫌いな人もいたし、どちらでもない人もいた。
結果は、ビックリの○○臭! 私には、いい匂いでした!!! (押し通す)
そして香りの足し算の話。 レモン+ライム+シナモンで、なにかの香りになります。なんでしょう?
瓶が回されて、確認。 一度その仕組みを知ると、ひとつの香りの中にそれぞれの香りをはっきり感じられる。
和音の聞き取りに似てるかも。
足の裏の匂いと、バニラの香りを足したら? チーズケーキ??
正解は、おなじみのもの。 足の裏の瓶を開ける。裏というより、足の指の間の匂いだ。強烈。 でもバニラを混ぜると,本当に以外な香りになる。 ちょっと最後の土っぽいところが、レバーっぽい感じにも似てる。これも発酵食だって、お客様に教えてもらったことがあった。なるほどな。
他にもフェロモンの話、香りを表現する言葉について(その殆どが名詞やイメージを組み合わせて表現する他無いこと),香りを感じる仕組みなど、その面白さに久々に暴れたくなった講義でした。
(感動すると暴れたくなる性質。もちろん制御できます)
講演のあとはサロンに戻って施術をし、偶然にも友達とワインと野菜を素敵に組み合わせを、象色のベルベットのソファで頂くという幸せな一日になりました。
人生の全ては、癖強(くせつよ)な人たちのスパイスがキラキラきらめく。
そんな一日でした。
内面が常にグリッター状態なので、静謐に俳句を詠んだり、畳の箱に身を屈めて入り、そこで順序正しく茶をたてたりすることなどできぬ。
講義全てをメモしたので、香りのお話を聞きたい人はサロンへどうぞ。(何屋なのか)
10月の大阪ヘッドスパは14(金)15(土)です。四ツ橋すぐよ!
ショートメールやメールでお問い合わせください。ヘッドスパは本当に感動するから、来てね!
追伸:11月21日(月)14時より銀座ユニーク7丁目にて東原先生の講義を開催することが決まりました。質疑応答入れて2時間、参加費4000円、ズーム3000円の予定です。皆さん予定を空けておいてください。香りの体験もあるため、先着50名です。
必ず参加できるという方はご連絡くださいね!
ではでは、サロンでお会いしましょうー!
ご予約はこちらからどうぞ
http://www.iki-aoyama.com/
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