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執筆者の写真秋山妙子

ぴちぴち、身体の中で


先日いらしたお客様。

SNSを見ると常に自分の足りない点を内省し、日本最難関の大学を出て国家資格を取得し、その上で常に「ちゃんと」あろうとする超真面目な方で。

なのにお体は、部活帰りの中学生のようにしなやかで、棒アイスを食べ終わったあと、そのまま四万十川に飛び込みそう。

(画像はネットからお借り)

そのギャップにクラクラしました。

聞くとご両親が大変な労力をもってして、その方を

「こつこつ積み上げる」 「目標を必ず達成する」 「合理的で無駄の無い行動」 「やると決めたことはやる」 「規律正しい生活」

など、など、道徳の教科書に出てくる、清く正しい、こうあるべき見本のように育て上げようと苦心され、学問、権威ヒエラルキーのてっぺんまで押し上げてくれたそう。

経歴が凄いので、同級生の活躍が凄い。自分はただの雇われ人で、何もなしえていない。それをまた情けなく思っているそう。

どうしてーー!!お話を聞けばきくほど、凄い方なのに。

その方の身体は空豆の中身のように何かを待っているようで、全然ひねくれていなかった。準備しないまま何かが起きたとしても、なんとかなっちゃう、そんな茶目っ気のあるタイプのしなやかなお体でした。

ぴちぴち、魚のようなエネルギー。

ちゃんとしなくたって、生きていけるのよ。

早く、踊ってみせて欲しいなー。

そう思いました。

踊れる人は、踊って欲しい。

私も踊れるように修行中です。笑

涼しくなって、夜風がなみなみ。

新しい時間へ。

良い夜を。


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