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執筆者の写真秋山妙子

呼び水 -水音と尿意ー


父が5月2日に交通事故に遭ったのですが、79歳にして、めきめきの回復。

夏のように白雲が光る本日、電車に乗って関東横断、父の住む田舎の広い家に泊まっております。

事故に遭ってから一気に緑内障が悪化し、本を読むのも難儀になってきたそうですが、相変わらず機械的な前向きさ。

出来ないことや失ったものに焦点を当てず、出来ることを淡々と着々と進めております。

入院中は動けず、おしっこはおむつの中にしていたため、退院してから尿意と排尿のコントロールが難しくなっているそう。

あ、おしっこしたいかも

と思うと既に緊急事態で、尿を止めとく筋肉もまだ思うようにコントロールできない。

そこで前向きな父が取った作戦が

「尿意が無くとも時間を決めてトイレに行っちゃう作戦」

わーー!乳牛の搾乳みたいだね。

と言ったら、

そう!とうなづく父。

で、ここからが興味深いんですけど、

「何か水に関することをすると、反射的に尿意が来る」

そうです。

お皿を洗ったり、洗濯したり、歯を磨いたり。

で、何故か身体が反応するそう。

「水を飲んだら反応」ならわかるけど、「水っぽい行動で反応」って、なに、その外からの呼び水は。

その時点で(アマゾンで蟻を潰す話が好きな)妙子さんとしては、目が爛々。

面白いな、それ。

どうしてだろう??

いや、わからない。

そんな父の取った次の作戦は、

「蛇口付近に行く前にトイレに行ってしまう作戦」

この面白さ、通じるでしょうか。

以前見かけた「水辺に産卵する亀が、ユニットバスの入り口で産卵してた。水辺って割と適当な感じらしい」って投稿を思い出しました。

亀の話を父にして一緒に笑ってから、

この話面白いからフェイブックに書いていい?

と聞いたら、

うん、私もそうですって書く人がいるかもしれない!

と父。(居ないと思う)

プールに入った夢を見るときおねしょしてるっていうけど、身体のどこかが濡れることと尿意って、どう繋がってるのかな。

そんな一日でした。

私も同じよ!って人がいたら、教えてね!

蛙がゲキョゲキョ鳴いてます。

写真は今日の空と、ネットに拡散されているユニットバスで産卵していた亀と、母のベッドの枕元にあった雑誌です。

(お母さん、痩せる気ないやん。。。)

おやすみなさい。

追伸:フェイスブックで投稿したこの一文に「私もそうだけど」というコメントが殺到。むしろ私が少数派だったのか??と驚きました。 水の質感というよりは、「音」のようです。リンクを貼っておきましょう!


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