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執筆者の写真秋山妙子

気持ち良さの先に


リラクゼーション系って、ただ気持ち良いだけでしょ?

と治療系の方に言われると、

「治療にたどり着けず、すみません」

という気がしていたのですが、

先日セラピスト仲間と話しているときにはっきりしたことがありました。

私は、気持ちに寄り添ってもらうことで、勝手に元気になっていくタイプです。

体調が悪くなったとき、極力医療方面に行きたくないのは、

病名の判定よりも、なぜ体調が悪くなったのかを聞いて欲しくて、

何が関係してこうなったのかを一緒に考えて欲しいからです。(医療従事者にとって一番迷惑な患者)

こんにちの私の、そこそこの健康は、全方位からの「気持ち良いこと」から作られているのだ、と最近気づいたところ。

ですから私にとって「気持ち良さ」ってのは、「治療ができない人の誤魔化し」とは別枠の、根本的に大切なことなのです。

判断、性的快楽、治療、美、調整。

人に触るっていう職業の先には、色々な目的があります。

気持ち良さで少しずつ開けた身体の奥に分け入っていくと、その人の世界が見えてくる。

それは一人一人違った、完成された世界で、

眺めているうち、細かく震えていた色々なモチーフが少しずつ落ち着いて、元の形と場所に戻っていく、そんな感じがします。

お客様のための施術、ってよりは、

開けた身体の中の奥へ奥へ、キーになるものを探しに行く、そんな施術です。

それは綺麗なものだったり、オリジナルなものだったり、世界そのものだったりしますけど、

本当に曼荼羅の中に足を踏み入れるようで、

そしてお客様の中で、何かがあらわれたり、何かに気づいたりしたとき、

3次元に時間が加わって

うねり出すように、お客様の世界が変わっていく、そんな施術を目指しております。

どこも治りませんけど、気持ち良い。

気持ち良さが、身体に良い方向で響いていく

そんなサロンです。

今回は言語化むつかしかった・・・、もう少し彫刻できそうです。

5月もあと5日。

皆様も青緑の風を浴びながら。

ではでは、サロンでお会いしましょうー!!


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