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執筆者の写真秋山妙子

植物は猫と違う(昨日のデザート3/3)


昨日、日付変更線を超えたくらいの、静かで冷たい夜の時間に、再び房子さんがゴロゴロ鞄を転がしながらやってきました。

オーケストラの打ち上げをしてたら、家に帰れない時間になったそうです。

今日のお話をした後、すぐお風呂に入って寝てました。

朝、

「昨日ここでバイオリン弾いたとき、確かに植物が皆聴いてたわね」 と言うので、

「陽光とバイオリンの相性の良さを堪能してたよ」

と補足しておきました。

「私も家に植物置こうかな、私の家の植物皆枯れちゃうのよ」

こういう人、います。

うちも全ての植物がめきめきしているわけではなく、どうしても枯れるものもあります。

昨年オザパー(オザキフワラーパーク)で購入した、小さな葉がエメラルドに怪しく輝く魔女のような植物、紺照鞍馬苔もだめでした。

これは暗く湿った森の生き物なので、合わなかった。

思い切ってトイレの隅に置いてみたら良かったかも。そのときはそんな勇気が無かった。

私はアイビー系が好きなのですが、どうしても枯れてしまう。

植物やさんに聞いたら、アイビーは空気が動いてないと駄目なので、一日家を閉め切っているような場所は苦手だそうです。

そこでサーキュレーターを買って留守中部屋の空気を常にまわし、場所をいろいろ変えてみたらば、

流しの上にかけておくのが一番落ち着くらしく、食器を洗う私にからんでくるようになりました 笑

そんなわけで、ここに置こうと決めた植物がしんなりしてきてしまったときは、置き場所を変えてみましょう。

大胆に変えても、50センチくらい変えても、元気さが変わることがあります。

多分気の流れや音の反響、そんなものが関係しているのだと思います。

植物は猫と違って快適な場所に動けないのです。

気に入った場所に落ち着けたら、ちょっとやそっとのことでは枯れませんけど、なれないうちは動かしてみて、好みの場所を見つけてあげませう。

お風呂の中とかトイレとか、そんな場所を好む輩もいます。

ではでは、今日もサン・キャッチャーが活躍しそうな天気、

良い日にしましょう、良い時間に。


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