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執筆者の写真秋山妙子

「丹後・伊根・蟹」


週末、一泊二日で「成れる会」の合宿に行って来ました。

家族が参加しても良いとのこと(前所属していた朝会みたい✨)、予算2倍になりますが、大学4年の息子も参加。

旦那様を連れて来た方、奥様と赤ちゃんを連れて来た方も居て、成れる会の懐の深さを感じました。

息子の参加に関しては「良く誘うね」「良く来るよね」と言われます。

前に所属していた朝会で確信しました。私の関わる場に積極的に息子を連れていくことは、良いなって。

これから社会に出る息子に、できるだけ色々なタイプの大人に会わせておきたい、

そしてどんな人とも共感できる一点を見出したほうが人生が広がるのではないかというのが私の考えです。

それから、私が公共の場でどう振る舞い、何を言っているのかを知っておくのは、面白いことではないか、

また私も息子がいることで悪い場や行いを戒めることができると考えています。

完全な個室を出て、ある程度の公共性を持つ場に来た時、その行為を家族の前でも出来るのか、が私の行動の物差しなのです。

魚介の中では日本海の蟹が一番好き。(次にサフランやウロコも使ったオレンジ色の魚のスープ)

初日のコースは伊根の町と酒蔵。

干潮差が30センチの小さな湾は、

「外周を歩くなら、湾の中を舟で行っちゃえ」

ということで昔から家の一階が海で舟が待機しているという舟屋がぎっしり並び、昔は湾の上に色んな舟が行き来して本当に賑やかだったそうです。

小さな湾は宝の海。

戦前までは潮の流れが自動的に湾内に大量の魚を引き込み、ブリは一日に3000本も採れ、唸るほど儲かったとのこと。

鯨が入ってくると鯨招集がかかり、結婚式の途中でも投げ出して鯨捕獲に飛び出したそうです。

ところが、今。

湾で採れる魚はナマコ、烏賊、蛸。

魚が来なくなる日が来るなんて誰が考えたでしょう。

様々な工夫が生きる町は衰退に差し掛かりながら、町の良さを生かして存続を続けようとしています。

ガイドさんも町の方、高齢ながらベタな英語やお金の裏話など混ぜながらユーモアに溢れ、町への愛を感じました。

二日目は講演、天の橋立、ワークショップと盛り沢山でした。

合宿は成れる会丹後支部の方が全てを企画・実行。

彼らの努力に裏打ちされて、私たちはお金だけを払ってツアーを楽しみ、蟹を楽しみ、温泉を楽しみ、ワークショップや講演で学びましたが、

その間丹後チームはずっと人数点呼や次の準備、司会進行、後始末と、おそらくいっときも休めなかったのではないでしょうか。

通常の家族業務や本業をこなしながら、二日に渡り40名以上の参加をまとめてくださって、ありがとうございました。

私も今日からまた頑張りますっ!!

ではでは、明日も、良い日に。 このブログ内に成れる会で学んだ私のセミナーの告知があります。 興味があったら是非どうぞ。


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