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執筆者の写真秋山妙子

一生、ファンでいること


良い商品だ

と思ったり、

良い商品なのだから、もっと改良して欲しい

と思ったりすると、その会社に手紙やメールを書いたり、アンケートに協力したりします。

今年の4月に購入した手帳が非常に理想的だったので、手帳に挟まっていたアンケート葉書に感想を書いて投函しました。

ビニール製のペンホルダーがついていましたが、使用中の4色ボールペンがペンホルダーに入らないため、使えません。

しかし、今まで接してきたビニールのペンホルダーはすぐに壊れてしまうので、

「ビニール製のペンホルダーはすぐ壊れる」とアンケートに書きました。

すると高橋書店の日記事業部進行課から封書が届き、

ペンホルダーの破損でご迷惑をかけたことへのお詫び、商品改善のために破損した手帳カバーを返送して頂きたい、ついては差し替え用カバーを複数枚同封致します、いう内容の手紙と、返信用封筒、代わりの手帳カバー2枚、新品のハンディ辞書が同封されていました。

どうしましょう、どうしましょう。ペンホルダー、使っていないのに。

正直に書いて、お詫びして、お菓子を同封して送りました。

当然また手紙が届きました。お菓子の御礼と共に、2018年1月版からは、4色ボールペンも入るようなペンホルダーの内径を調整しているとのこと。

誠実な対応に心を捕まれました。もちろん来年も買いましょう。

同じような対応を受けて感動した会社に、白山陶器株式会社、三和酒類株式会社、マルマン株式会社があります。

心に残る製品。心に残る組織。

今後も宣伝していきたいし、使っていきたい。

おやすみなさい。

これはウェブマガジンに連載している文章、11月号です。 過去の投稿はこちら。 読んでいただけたら嬉しいです。


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